イメージとはかけ離れた栄養豊富で安価な野菜
ダイエットにも欠かせない女性の強い味方
疲労回復、滋養強壮、肝機能向上などなど盛り沢山のうれしい野菜
ダイエットにはアルファルファもやしがお薦めです!
もやしっ子という言葉とはかけ離れたもやしの持つ栄養素は
ビタミンC、カルシウム、アミノ酸とバランスのとれた野菜です。
特にアルファルファもやしにはビタミンAが豊富に含まれています。
そして、もやしとは植物名ではなく、芽し、萌し、生しという意味で、米、麦、豆類、野菜
などの種子を水に浸し、暗所で発芽、生長させたものなのです。
◆大豆もやし
大豆を水に浸して暗所で発芽させたもの。
5〜10pほどに伸びたら頭に豆をつけたまま収穫します。
太くて長く、ほかのもやしに比べてタンパク質に富み、アミノ酸によるうまみの強い品種で、
韓国料理のナムルやビビンバの具には欠かせないものです。
塩茹でにして豆板醤と胡麻油で和えるだけで美味しく食べられます。
◆緑豆(りょくとう)もやし
グリーンマッペとも呼ばれる大豆に似た緑豆を発芽させて作るもやしで、茎が長くて太く、光
沢のある白色が特徴です。
甘味があっておいしい品種で、豆の状態ではあまり含まれていないビタミンCが発芽のとき生
成されますが、ビタミンCは水溶性のため溶けやすいので、水につけて売られているものは避
け、真空パックの袋詰めを求めましょう。
◆ブラックマッペ
けつるあずき(ブラックマッペ)を発芽させて作るもやしで、黒い種皮をかぶっています。
原料の豆はほとんどが東南アジアや中国からの輸入品で、栽培しやすい品種です。
以前は緑豆もやしや大豆もやしが多く流通していましたが、現在では安価なブラックマッペが
主流になっています。通常、もやしといわれるのはこの品種です。
◆アルファルファ
日本名を「紫うまごやし」という、牧草の種子を発芽させたもやしです。
糸のように細くて柔らかいので糸もやしとも呼ばれます。
タンパク質、無機質、ビタミン類に富み、コレステロールを下げる効果もあり、
欧米では「食糧の父」ともいわれています。
やや青臭みがありますが、シャリッとした歯触りとうま味を生かし、サラダにします。
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